ある日、朝早くから電話が何度もなった。
なんだろうと思いながら、電話にでると、警察からだった。
兄が捕まったという連絡だった。
父と母を起こし、ばたばた準備をした。
とりあえず、警察にいくことになった。
なんだか、なにが起こっているかわからず、とにかく平常心を保つことを必死で務めた。
警察で話を聞いて、兄はやっていないの一点張りだった。
このままだと、裁判にもなる。
弁護士さんがつくことになった。
弁護士さんも証拠などがきちんと揃えばといっていた。
今まで、テレビでしかみていなかった光景が目の前で行われていて、それが、夢のような現実で、ずっとふわふわしている状況だった。
こんな日がいつ終わるのだろうか、父も母も日に日に疲れている様子で、一番それが心配だった。
弁護士に相談したりしているうちに、裁判は始まり、結果的には、無罪になった。
無罪が出るまでは、本当に生きた心地がしない毎日だった。
病気もせずにここまでこれたことが、本当に奇跡だと思った。
信じ続けてよかったと思ったが、その分、精神的な疲れはすごかった。
弁護士には、本当にいろいろ助けてもらった。